2025/12/07 16:36
ガーデニング・家庭菜園・園芸に使える南国の自然素材「バガス」とは?
奄美大島の太陽と大地で育つ作物「サトウキビ」
特産品である黒糖を作る際にできるキビの皮や繊維から生まれる「乾燥バガス」は、昔から島のサトウキビ畑や家庭菜園で土作り・マルチングに使われてきた貴重な自然素材です
微量に含まれている糖分によって、微生物が活発になり台風や南国の強い日差しにも耐えられる強い繊維によって時間をかけてゆっくりと土の肥沃度をあげていきます
また、乾燥すると白くなる所からガーデニングや園芸などで使われるマルチング材として美しく景観を保ちながら、雑草抑制や水分保持効果アップによって土の中を適度な水分が保つことができるようになります
今までよりも自然なままで安定的に植物を育てるのに役立てられる「乾燥バガス」
使い終わった後は、そのまま土に混ぜる事で土壌改良や堆肥としてもご利用頂けます
エコでありながら使えば使うほど土が年々よくなっていく、南国でしか手に入らない自然素材となっています
現在では、サトウキビ栽培〜黒糖作りを行う一部の農家しか扱えない希少素材 として注目され、本州ではほぼ手に入らない素材です
当店「バガス園」が販売する 奄美大島産の乾燥バガス は、ガーデニング・家庭菜園・観葉植物栽培のあらゆる場面で活躍します
そんな貴重な乾燥バガスを購入→お届けする際に多く寄せられました
• どんな梱包で届くの?
• 複数購入するとどうなるの?
• 余った分はどうやって保存するの?
といったお客様の疑問を、この記事では安心して購入できるよう、梱包方法・発送方法・保存方法 をわかりやすく解説します!
【1】乾燥バガスはどんな梱包方法で届くの?

当店では、乾燥バガスの梱包に リサイクル資材(段ボール・緩衝材) を必ず使用しています
当店が、リサイクル資材を使う理由は以下の3つです
◼︎理由① 配送中の破損を防ぐため
バガスは手作業で全て製作しているため、同じ1kgでも形状やボリュームが微妙に違う場合があります
そのため、新品の規格サイズの段ボールでは隙間ができやすく、配送中に潰れる・中身が動くなど破損が起こりやすくなります
そこで当店では、
• 製作したバガスの状態に合わせて段ボールを変形
• 中身に合わせてサイズを調整
• 緩衝材を使い防水・破損を減らす
といった理由で「バガス専用の形」に合わせて手作業で調整し梱包しております
こうすることで、配送事故を最大限防ぐことが可能になります
◼︎理由② 少しでもお手頃な価格でご提供するため
奄美大島からの発送は、どうしても 離島料金で割高 になってしまいます
送料は各運送会社決められており下げられないため、その分少しでもお求めやすい価格にするために、リサイクル資材を使用し少しでも費用削減となるように行なっております
新品の段ボールを使えば100%価格に反映されてしまうため、当店では「丁寧に選別したリサイクル品」を使用し、品質そのままで価格を抑える工夫をしています
◼︎理由③ ゴミを増やさない環境配慮のため
奄美大島は自然に囲まれた島
常に私達のそばにあった自然を守るためにも、当店では以下の考え方を大切にしています
• まだ使える物は捨てない
• 新しいゴミを増やさない
• 長く使える資源を大切にする
など、「自然の恵みからできる素材や植物を販売するお店だからこそ、環境にもやさしくありたい」
そんな思いからリサイクル資材での梱包を徹底しています
【梱包の流れ】
1,リサイクル段ボールを組み立てる
2,防湿目的で新聞紙を敷く
3,バガスを透明袋に入れ空気を抜いて結んで封をする
4,商品に合わせて段ボールを変形・調整
5,最後にガムテープでしっかりと固定した後に発送
透明袋に入れる理由は、そのまま保存袋として使えるようにするため
余ったバガスは袋に戻し、空気を抜いて結ぶだけで簡単に保管できますよ!
【2】複数購入した場合の梱包方法は?

「3つ買ったら3箱で届くの?」
「植木鉢と一緒に買ったらどうなる?」
この質問も非常に多くいただきます
結論からお伝えすると基本は「まとめて1箱」で発送します
乾燥バガス・サトウキビの葉・ドライリーフ素材など量り売り・本数売りの商品はまとめて梱包 するのが基本です
植木鉢も、状況によっては同梱し段ボールを変形させて全て収まるよう工夫して発送します
◼︎例外:観葉植物を同時購入された場合
観葉植物は「立てた状態で厳重に梱包」しないと葉折れ・茎折れなどのトラブルが出る可能性があります
そのため
◉観葉植物+バガス
◉サイズの大きい植木鉢+バガス
など、同梱が難しいと判断した場合は 2個口 で発送します
その際は
⚫︎2つに分けて発送する旨
⚫︎それぞれの伝票番号
を、登録メールアドレスへご連絡しますのでご安心ください
【3】使いきれなかった乾燥バガスの保存方法

当店では、家庭菜園・園芸・観葉植物で使いやすいよう、圧搾した後さらに手作業で選別&細かくし5号サイズの植木鉢にも使えるサイズにしております
お庭やガーデニングなどに使うと意外と足りてしまい「少し余った」というケースがよくあります
そこで、バガスのオススメの保存方法をご紹介します
■保存①:届いた透明袋を再利用してください
乾燥バガスはとても軽く、かさばりやすい素材です
そのため、当店ではあえて 大きめの透明袋 に入れて梱包しています
これをそのまま保存袋として再利用できます
・空気を抜く
・口を縛る
・乾燥した暗所に保管
これだけでOK
■保存②:暗所・乾燥した場所に置く
乾燥バガスは保水性が非常に高いため、湿気を吸うとカビが発生しやすくなります
※土壌改良材として使用する分にはカビが生えても問題ありません
※ただし、匂いが気になる場合があるため、保存時は注意が必要です
■保存③:使用期限の目安は約1ヶ月〜3ヶ月
環境にもよりますが、開封後は約1ヶ月〜3ヶ月以内に使い切るのがおすすめ です
【4】バガスは「育てる過程の全て」に使える自然素材

乾燥バガスは、ガーデニング・家庭菜園・観葉植物でさまざまな用途にご利用頂けます
⚫︎土壌改良材・堆肥として
・土に混ぜ込んで寝かせる
・微生物を活性化させる
・適度な隙間を作り根を張りやすくする
・排水性・通気性・保水性アップ
⚫︎マルチング材として
・雑草抑制
・土の乾燥防止
・美しく整える景観に(乾燥すると白くなるバガス×植物の緑のコントラストがとても綺麗)
●使用後はそのまま土へ
マルチングとして使い終わったバガスは、そのまま土に混ぜて使用する事ができます
ゴミが出ず、手間も減らしつつ混ぜて寝かせて使うほど土の肥沃度が増す環境・お財布・人にやさしい素材です
南国の地:奄美大島の自然が育てた「本物の自然素材」

現在、奄美大島ではサトウキビ農家が減少し、バガスを本州まで届ける運送コストも高騰しているため、バガスは「ほぼ一部の農家でしか手に入らない素材」になりました
当店は
自分たちで畑を持ち自然とバガスで育てたサトウキビを使い、一つひとつ手作業で製作している
ため、このような希少な素材を販売する事が可能となっています
あなたの家庭菜園・観葉植物・ガーデニングに、ぜひ奄美大島の自然素材「乾燥バガス」を取り入れてみてください
土が変わり、植物の育ちが変わり、自然素材ならではの優しく心地よい空間を感じていただけるはずです
この記事が、乾燥バガスの梱包・発送・保存についての疑問解消につながれば幸いです
奄美大島の太陽で育ったサトウキビから生まれた
“自然そのままの素材” を、ぜひあなたの植物時間にお役立てください
秋冬は土作りに、春夏はマルチングに
一年中使える自然素材「乾燥バガス」をぜひお楽しみください✨


